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知っておきたい鼻水の知識
このページでは、大切なご家族やご自身の身体を守るために、知っておきたい鼻水の知識についてご紹介します。
鼻水はどうして出るの?
人は呼吸の80%を鼻で行うので、鼻はウィルスや細菌などが入ってくる玄関でもあります。
通常の鼻水は、鼻の中の湿り気を保ち、粘膜を保護する役割があります。
風邪をひいたときは、ウィルスや細菌をブロックするために大量に鼻水が出たり、ウィルスや細菌と闘った後の残骸として、大量に鼻水が分泌され、排出されます。
鼻水を止めるとどうなるの?
鼻水を止めるということは、身体から出てきた老廃物を出させないということになります。
薬によって、安易に鼻水を止めることは、尿や便と同じように排泄されるべきもの(鼻水)を身体の中に溜めてしまう、とても不自然なことです。

鼻炎ドットコムから
鼻水を止めると、別の慢性的な症状を生み出してしまう可能性があると言えます。
身体の健康を保つためには、出し切ることが大切です。
鼻水を放置するとどうなるの?
鼻水をためたままにすると、苦しいだけでなく様々な悪影響が出てきます。
悪影響は沢山ありますが、代表的な悪影響3つをご紹介します。
悪影響1 口呼吸になり、風邪を引きやすくなります。
鼻水をためたままにすると、口呼吸になります。
口呼吸になると、風邪を引きやすくなります。
鼻呼吸していると、ウィルスや細菌が入って来ても、繊毛(鼻毛)が体外に出そうとしてくれます。
鼻水をためたままにすると、口で呼吸することになります。
口には繊毛はないので、ウィルスや細菌が直接入ってきて風邪を引きやすくなります。
悪影響2 眠れないのは、成長のためにもよくありません。
また、鼻水を溜めたままにしていると、夜、ぐっすり眠れません。
成長ホルモンはPM22:00~AM2:00までが沢山出るのと言われているので、健やかに成長するには夜はぐっすり眠れることが大切です。
「寝る子は育つ」と昔からよく言うのは、まさにそのとおりなのです。
悪影響3 落ち着きがなくなります。
鼻が詰まって口呼吸になると、からだに必要な酸素が十分行き届かないので、落ち着きがなくなります。

鼻炎ドットコムから
鼻水は、体がウィルスや細菌と戦ったあとの老廃物の排出なので、できるだけ止めずに出し切れるといいでしょう。
鼻水が引き起こしている可能性がある症状
実は、鼻水が原因となって起こっているは沢山あります。鼻水が引き起こしている可能性がある症状の一部をご紹介します。
咳、喘息、痰 | 鼻水が喉に落ちて咳、喘息、痰が出ることも多くあります。 |
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いびき | 鼻づまりが原因でいびきがでることも多くあります。 |
口呼吸 | 鼻がつまっていると口呼吸になります。 |
口臭 | 口呼吸になると、口の中が乾燥して口臭がすることがあります。 |
落ち着きのなさ | 口呼吸になると、落ち着きがなくなることがあります。 |
集中力の欠如 | 口呼吸になると、酸素が行き届かないので集中力が欠如します。 |
熟睡出来ない | 鼻がつまると、熟睡出来ません。また、眠れないと成長にも影響があります。 睡眠時無呼吸症候群~鼻づまりが原因でなることも多いです。 |
このように、鼻水が引き起こしている可能性がある症状は、意外に多いです。
特に口呼吸は、様々な弊害を発症するので早めに鼻呼吸に治されることをお勧めします。
鼻水が引き起こしている可能性がある症状への対処法
アスピレーターM20を使った鼻洗浄で上記症状の状態が改善されれば、鼻水が原因の可能性が大きいです。
また、口呼吸は特に様々な弊害を引き起こします。鼻づまりを解決し、鼻呼吸に転換出来るよう、早朝などに、親子で鼻呼吸を練習するのもとてもオススメです。
鼻水の色や特徴から分かること
さらさらした透明の粘着性の鼻水と、透明の鼻水と色がついた鼻水の違いは何でしょう。
ここでは、鼻水の色に関係する症状をご紹介します。
透明の鼻水
透明の鼻水は、花粉やダニ・埃などのアレルギーの原因物質や、気温の変化などに刺激されて出る場合が多いです。
色のついた鼻水
黄色や緑の鼻水が出る場合は、感染症にかかっている場合が多いです。
鼻水の色から見る症状
鼻水の色から見る、症状をご紹介します。
透明の鼻水が出る | ウィルス感染の可能性があります。 |
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色のついた鼻水が出る | 細菌感染の可能性があります。 |
透明の鼻水から 色がついた鼻水に変化した | ウィルスに感染した後、細菌にも感染している可能性があります。 |
さらさらした透明の 鼻水がずっと出る | 鼻炎・アレルギー性鼻炎・花粉症・血管運動性鼻炎の可能性があります。 ※花粉の時期以外にも、1年を通して様々な花粉が飛んでいます。 |
色のついた鼻水が出て 頭痛や顔の痛みを伴う | 副鼻腔炎の可能性があります。 |
粘着性の鼻水が続く | 副鼻腔炎の可能性があります。 |
鼻水は外に出ないが 喉にへばりつく感覚がある | 後鼻漏の可能性があります。 |

鼻炎ドットコムから
鼻水は、放っておかず、出はじめに早急に吸ってあげたり、鼻洗浄すると重症化しません。
早めの対応が大事です。
鼻炎ドットコムから
鼻水は、体がウィルスや細菌と戦ったあとの老廃物の排出なので、できるだけ止めずに出し切れるといいでしょう。