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鼻水吸引機の選び方
鼻水吸引器は、
・口で吸うタイプの吸引器
・電池式吸引器
・電源型電動鼻水吸引器、
と様々なタイプがあります。
それぞれの吸引器を実際に使用してみて、タイプ別に、メリット・デメリットを比べてみました。
口で吸うタイプと電動鼻水吸引器の違い
口で吸う鼻水吸引器
アスピレーターM20のような電動鼻水吸引器
お近くの薬局でも手に入るママが口で吸引してあげるタイプと、アスピレーターM20のような電動の鼻水吸引器の違いをご紹介します。
口で吸う鼻水吸引器の大きなメリットは
1. 安い
2. 小さいので持ち運びや保管が楽
という2点です。
では、口で吸う鼻水吸引器の大きなデメリット4点はどんなところでしょう?
大きなデメリットは
1. 人の口で吸ってあげるので、吸引圧が極端に弱い
2. 奥の鼻水は取れない
3. 吸っている方まで感染する危険性がある
4. 消毒しにくい形の物が多く、不衛生
という4点です。
電池式と電源型の違い
電池式鼻水吸引器
アスピレーターM20のような電動鼻水吸引器
1万円以下で手に入る電池を入れて使う鼻水吸引器と、アスピレーターM20のような電源型電動鼻水吸引器の違いをご紹介します。
電池式鼻水吸引器の大きなメリット2点は、口で吸うタイプの鼻水吸引器と同じで
1. 比較的安い
2. 小さいので持ち運びや保管が楽
という2点です。
デメリットも似ていて
1. 吸引圧が弱い
2. 奥の鼻水は取れない
3. 大人には使えない
の3点です。

鼻炎ドットコム代表 石井の意見
電池式鼻水吸引器は、口で吸うタイプよりは感染の危険性がないので良いと思います。
また、赤ちゃんが風邪にかかった時などの、さらさらした出てきやすい鼻水に使うのは良いと思います。
ただ、黄色っぽくなった、粘着性の鼻水や奥に溜まった鼻水は、吸い出せません。
よくネバネバした鼻水が出る赤ちゃんには、アスピレーターM20のような電源式の電動吸引器の方がオススメです。
電源型電動鼻水吸引器のよくある誤解
- 1. 安すぎる吸引器には、理由があります。
- 2. 「吸引圧」=「吸引力」ではありません。「排気流量」という言葉が、吸引力の強さを表します。
- 3. 吸引力が弱い鼻水吸引器では、購入する意味がありません。
- 4. コンパクトすぎる吸引器はよくありません。
- 5. 複雑な形の吸引器は、不衛生です。
1. 安すぎる吸引器には、理由があります。
あまり知られていませんが、低価格で「日本製」と記載された電動吸引器は、実は中身は全て中国製、ということも多いです。
部品が全て中国製でも、最終的な組み立てを日本で行えば日本製と記載できるのです。
アスピレーターM20は、丈夫な作りと吸引圧の強さを実現するため、他の電動吸引器に比べ価格的には高価ですが、ご利用者様からは
「使用後3~4年して症状が改善したけど、壊れないので、親戚にあげたり、友人に貸したり出来ました!」
「病院に行く回数が減って1ヶ月もしないで元がとれました!」
「最初、2万円台の鼻水吸引器を購入しましたが全然ダメで、アスピレーターM20を購入しなおしました。最初から、アスピレーターM20を購入すれば良かったです」
などのお声をいただいています。
2. 「吸引圧」=「吸引力」ではありません。
電動吸引器の販売ページを見ても、「吸引圧」と言う表示は見つかっても「吸引力」という表示は見つかりません。
「吸引圧」は、電池型電動鼻水吸引器なら、50kPa(キロパスカル)。
アスピレーターM20のような電源型電動鼻水吸引器なら、80kPa(キロパスカル)、と、同じ数値です。
では、何をみれば吸引力が分かるのでしょうか?
実は、「吸引圧」ではなく「排気流量」と言う言葉が吸引力をあらわします。
電動鼻水吸引器「アスピレーターM20」の流量は15L/分です。
これは、1分間に15リットルの空気を吸うことが出来る、と言う意味になります。
1分間単位の表示なので、 15L/分、14L/分、13L/分、など、少しの差でも吸引力は大きく変わります。
例)13L/分と、15L/分では、
・13L=15Lの物に比べて吸引力が弱い
・15L= 13Lの物に比べて吸引力が強い
という吸引力を現す表記になります。
アスピレーターM20は、他の電動鼻水吸引器と比べても、吸引力の強い電動吸引器です。
比較表 | アスピレーターM20 | O社 電動吸引器MP | S社 電動吸引器PS | 電池型 吸引器BS | 電池式 吸引器S |
---|---|---|---|---|---|
機器 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
吸引圧 (毎分流量) | 15 / L | 13 / L | 13 / L | 測定不可能 | 測定不可能 |
3. 吸引力が弱い鼻水吸引器では、購入する意味がありません
電動吸引器を購入する時は、吸引力をきちんと調べることが大切です。
電源型電動鼻水吸引器の吸引力は、使用時に弱くも強くも調整出来るので、購入するなら、吸引力が出来るだけ強い吸引器が良いです。
吸引力が弱いと、例えば奥のほうなど、充分に鼻水を吸ってくれません。
対して、吸引力が強いと、大人の方の頑固な鼻づまりにも使えます。
また、音がしない、静音モード様式や省エネモードの吸引器は、吸引力が弱いので、結果、吸引時間が長くかかります。
音は大きくても、吸引力が強く早くスッキリする吸引器がオススメです。
4. コンパクトすぎる吸引器はよくありません
充分な吸引力を出せるモーターを搭載するには、ある程度の大きさが必要です。
また、コンパクト過ぎると、中に熱がこもり故障の原因となります。
長く使いたいなら、コンパクトすぎる吸引器はオススメ出来ません。
5. 複雑な形の吸引器は、不衛生です
電動鼻水吸引器は、鼻水を吸う機械なので、清潔な状態を保てることが大切です。
アスピレーターM20は、四角いので拭きやすく、お手入れが簡単です。
複雑な形をしたものは、衛生面の管理も大変ですし、お部屋の雰囲気もこわします。
吸引器は、シンプルな構造のものを選ぶのがオススメです。
他の電源型電動鼻水吸引器とアスピレーターM20の違い
他の電源型電動の鼻水吸引器
アスピレーターM20
他の電源型電動鼻水吸引器と、アスピレーターM20の違いをご紹介します。
他の電動吸引器と比べたアスピレーターM20のデメリットは1点、
1. 比較的高価
という点です。
対して、他吸引器と比べて優れている点は、
1. 吸引圧が強い
2. 鼻炎ドットコムなら、レンタル出来るので、安心して使える
3. お手入れラクラク!部屋に置いても気にならないシンプルなデザイン
4. 吸引だけでなく、鼻洗浄も痰の吸引も出来る
5. 丈夫なので、使わなくなったあとも、貸したりあげたりできる
といった点です。
鼻炎ドットコムのお客さまからは、
「最初、2万円台の鼻水吸引器を購入しましたが全然ダメで、アスピレーターM20を購入しなおしました。最初から、アスピレーターM20を購入すれば良かったです」
「頻繁に吸引することで、子供が中耳炎にかかり難くなったけど、まだまだ使えるので今後は万が一の介護の時のため、大切に取っておきます」
などのお声もいただいています。
鼻炎ドットコム代表 石井の意見
口で吸うタイプは、吸ってあげているママも感染してしまう危険性があるので、オススメできません。
また、口で吸う鼻水吸引器を使うなら、昔ながらの方法で、お母さんが赤ちゃんの鼻水を直接口で吸ってあげる方が、効果的だと思います。